AI-OCR(文字認識)を活用した業務効率化

AI-OCRとは

OCRというキーワードはかなり以前から存在しており、専用の用紙に記入された文字をスキャナーで読み取りデータ化するものでした。

例えば、

  • 試験のマークシート
  • クレジットカードの申込書
  • カタログ通販の申込書

のように、用紙にあらかじめ文字を記入する為の四角の枠が準備してあり、その枠の1つ1つに数字や文字が書かれたものをスキャナーで読み取りデータ化します。

昨今、そのOCRがAI技術と共に利用され、文字認識のレベルが格段に飛躍したことにより非常に注目されております。

また、上記のOCR専用用紙でなくても使用できることも注目される一因となりました。

AI-OCRで読み取れるものは、画像ファイルやPDFファイルです。

活用例

活用例として一番に思いつくのは、経理・財務部門での活用ではないでしょうか?

下記は請求書管理の活用イメージとなります。

  1. FAXデータや請求書、レシートなどを画像やPDFなどのファイルに変換します。
  2. 変換したファイルをプログラム経由でテキスト抽出処理を行います。(AI-OCR)
  3. 抽出元のファイルと抽出したテキストデータをデータベースに保存します。
  4. 保存したデータを活用します。(請求書検索、得意先別の請求書集計、月別請求一覧集計など)

①~④までの処理を自動化する事により、かなりの業務効率化につながるのではないでしょうか?

この他にも、見積書の管理や、発注・納品管理など様々な事に活用できるかと思います。

技術的な内容は下記のリンク先にまとめましたのでご覧ください。

PythonからGoogle CloudのDocument AIの文字認識(AI OCR)を使用してテキストを抽出する

https://it-ouji.com/2023/03/17/document-ai-ocr/

Google Cloud Document AIを使用して請求書のテキストを抽出する

https://it-ouji.com/2023/03/25/document-ai-ocr-invoice/

最後に

会社さま毎に様々な運用がありますので、それぞれの運用に合わせての施策が必要となります。
現状の業務をヒアリングさせて頂ければさらに具体的なご提案をさせていただく事が可能となります。

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